肇の日記帳

日々の記録

はじめての漫筆 #3「好きなバンドができた Part.2」

 第3回目です。今回は前回の続きで私の好きなバンドに関してを書いていこうかと思います。前回はアニメ「さよなら絶望先生」から大槻ケンヂさんを知り、そこからアニメ「N・H・Kにようこそ!」→筋肉少女帯(以下、筋少)という流れをたどった経緯を書きました。私はあまり物覚えが良くないので過去の記憶はだいたい覚えていないのですが、この頃の記憶はかなり鮮明に覚えているんですよね。そのくらい当時かなりの衝撃を受けた出来事なんだと思います。最近こういう衝撃がないからいろいろなことをやってみようと思ってはいるのですが、そう簡単に似た衝撃を感じることはできませんね。でも諦めずに今後もいろいろなことに挑戦してみようと思います。

 閑話休題。そのような流れで音楽を聴くようになったわけですが、筋少を知った約4か月後に新たに好きなバンドができます。今回はその経緯について書こうと思います。

 筋少を知ってから約4か月後、アニメ「【俗・】さよなら絶望先生」の放送が開始されました。オープニング曲の一件以来、原作を買って読んでいた私は当然のことながらアニメも見ることに。オープニングは1期と同様、大槻ケンヂと絶望少女達。こちらに関してもいろいろと書きたいのですが、今回は省略。本編が終わりエンディングへ。このエンディング曲を聴いたとき、2度目の衝撃を受けたのです。2期のエンディング曲はROLLYと絶望少女達「マリオネット」という曲。この頃は筋少ヘビーメタル曲ばかり好んで聴いていたので、ハードなサウンドの方が聴きやすかったのですが、この曲はそんな感じは全然ありません。しかしボーカルとギターを務めているROLLYさんのねっとりした音や声が非常に気持ち良く感じたのです。

 CDが発売されたらすぐ購入。家に帰って早速聴いてみたのですが、TVサイズとは比べ物にならないほど良い!まず佐藤研二さんのベース。これが本当に気持ち良い。特に絶望少女達がメインでボーカルを務めている箇所とかギターソロとかは今聴いても感動的に気持ちが良いのです。そしてなんといってもギターソロ。これまで好きだったギターソロといえば、指をパタパタ素早く動かすような速弾きのような、メタルの様式美感あるものだったのです。しかしこの曲のソロは非常にねっとりで速くもないのですが耳なじみが圧倒的に良かったのです。あまりに気持ち良すぎて何度もリピートした記憶があります。

 何日もリピートし続けた後、私はROLLYさんについてネットで調査。そこで知ったのが「すかんち」でした。早速CDを購入しに......と思ったのですが、知った当時再販やリマスター版は発売されておらず、新品では非常に入手がしにくかったのです。そこで中古CDショップを何件か回ることに。1度に全てのアルバムを購入はできませんでしたが、何か月かかけてメジャーデビュー後のアルバム(1st~6th)を入手。全部入手できた時は謎の達成感がありましたw余談ですが、確かアルバムを入手した直後にソニーから全アルバム+ボーナストラックが収録されたボックスが発売されてショックを受けた記憶がありますw値段がちょっと高くて当時購入できなかったのもまたショックw

 一番最初に入手したのはもちろん1thアルバム「恋のウルトラ大作戦」。最初から最後まで、どこを切り取っても好きなところしかないというアルバムで大興奮。購入して本当に良かったと心から感じたものです。そのあと2nd~6thまで入手したら聴いていたわけですが、どのアルバムも良くて何度もリピート。高校の時は行けませんでしたが、大学時代にはライブに行ったりもしましたねぇ。筋少のライブはその当時も自分と同じかちょっと年上くらいの若い方を見かけたのですが、すかんちのライブは自分よりも少なくとも10以上は年上だろうと思われる方々ばかりで驚いた記憶があります。凄く良いバンドだから若い方も知って欲しいなぁと当時も今も思っています。

 またまた余談ですが、すかんちの歌詞で割と登場している気がする「ダーリン」という言葉が私は好きです。女性から言われたいとは思わないのですが、曲の中で使われるとその言い回しの古さ加減とかがツボに入るのです。おそらく2ndに収録されている「好き好きダーリン」という曲が原因でしょう。何を隠そう、私がすかんちで一番好きな曲だからですw

 このような流れで私は絶望先生経由ですかんちも好きになりました。今にして思えば絶望先生がなければ、今でも音楽はあまり聴いていなかっただろうなぁと思います。そのくらいあのアニメはターニングポイントになったんですよね。ありがたい限りです。しかしなんでこんな癖のある二人をオープニングとエンディング曲に採用したのかは未だに謎ですwスタッフとかのインタビューとかで語られてたりするのかなぁ。

 今回はここまで。音楽関連はまだ書けそうなことがいくつかあるので、今後も定期的にテーマにしようかなと思っています。