肇の日記帳

日々の記録

はじめての漫筆 #2 「高校1年の頃、初めて好きなバンドができた」

 第2回目も無事に書き出すことに成功しました。三日坊主ならぬ一日坊主にならなくて本当に良かったと安堵していますが、まだ安心はできませんね。なにせ普段よりも5倍の文字数が目標値として掲げられているのですから。気を引き締めて今回の内容を書いていこうと思います(内容は全然引き締まってないと思いますが......)。

 第1回で触れましたが、最初期は書きやすいテーマで書こうと決めていました。私にとって書きやすいテーマとなるとゲームか音楽になるかなと。今回は音楽、好きなバンドについて書こうと思います。

 本ブログに「音楽」というカテゴリがあるのですが、その件数10件。最初の1年くらいは確かカテゴリ分けをしていなかったので正確な数字ではないと思いますが、それでもかなり少ないですよね。もうちょっと増やしたいという気持ちも込めて、今回は音楽をチョイスしました。これをきっかけに記事に取り上げる数が増えれば良いなと、未来の自分に伝えたいと思いますw

 今でこそ好きなバンドやアーティストを挙げることができますが、高校1年の夏以前はほとんど音楽を聴きませんでした。高校1年の夏以前の音楽と言えば、専ら音楽の授業や各種学校行事で歌う曲だったんです。それ以外は親がレンタルショップで借りてきたCDたまに聞いたりした感じですが、自分が好きだからという理由で聴いた記憶はないですね。

 ただし、例外としてゲームの楽曲は良く聴いていました。サントラとかは購入していないのですが(当時に購入しておけば良かったと思うサントラ多し)、ゲーム内で曲を聴くために立ち止まったり、何度も戦闘したりしていました。あと記憶にあって唯一自分で購入したのがピクミンのテーマ曲「愛のうた」。これは今でも持っていますね。このゲーム楽曲が好きというのは今も変わらず、というか今の方がより好きになっています。

 話を戻して、例外こそあれど好きなアーティストはいなかったわけですが、高校1年の夏に転機が訪れます。高校の頃、若さのためか無駄に深夜帯まで起きていてテレビを見ていたのですが、その時偶然ザッピングをしたときに流れていたのがアニメ「さよなら絶望先生」のオープニング曲、大槻ケンヂと絶望少女達の「人として軸がぶれている」だったのです。シャフト特有の癖の強い映像、ボーカルを務める大槻ケンヂさん(以下オーケン)の特徴的な歌声と癖のある歌詞、歪んだギターサウンドと、これまで全然触れてこなかった要素が盛りだくさん。しかし、そこに魅力を強く感じたのです。特に歌詞。歌詞の出だしが当時聴いていて「まさに今の自分じゃないか!」と興奮したものです。

youtu.be

 それ以降オーケンに関係する楽曲を探し始めることに。「人として軸がぶれている」の次に聴いたのがアニメ「N・H・Kにようこそ!」のエンディング曲、大槻ケンヂと橘高文彦の「踊る赤ちゃん人間」。これは「人として軸がぶれている」以上に強烈な衝撃を受けました。この曲はこの直後に好きになるバンド、筋肉少女帯のメンバーであるギターの橘高文彦さん(以下、橘高さん)とピアノ、キーボードの三柴理さん(以下、エディ)が参加されています。エディの美しいピアノの旋律に合わせて、橘高さんのメタルサウンドが流れるというのがあまりに気持ち良く、当然のごとく無限ループ。歌詞も特に2番が非常に共感できましたねぇ。ある程度聴いて、「人として軸がぶれている」と比べて特に楽曲面で「踊る赤ちゃん人間」の方が私は好きだなと感じたのです。

 先ほども書きましたが、そこからすぐに筋肉少女帯を知りました。ちょうどその頃再結成を果たし、再結成後最初のアルバムである「新人」を発売したのでした。これは運命だと感じすぐさま活き慣れていないCDショップへ足を運び、新譜コーナーから「新人」を見つけて購入。家に帰ってから早速聴いたのですが、そこには私が「踊る赤ちゃん人間」を聴いたときに好きだと感じた要素しか入っていませんでした。「仲直りのテーマってなんじゃそのタイトルw」、「イワンのばか滅茶苦茶格好良い!」、「Guru 最終形泣けるなぁ」、「ヘドバン発電所激しい!」等々、これまでまともに音楽を聴いてこなかった身としては、全ての曲が真新しく、良い衝撃を与えてくれたのでした。当時はイワンのばかやヘドバン発電所のような速かったり派手なメタルが好きでしたが、今は落ち着いた曲も好きです。「新人」の収録曲でいえば「その後 or 続き」とかですかね。ちょっと歳を取った感じがしますw

新人

新人

Amazon

 これ以降、私は筋肉少女帯ばかり聴くことになります。私が覚えている限りでは本当にずっと聴き続けていた気が。音楽に関しては1度好きだと感じるとずっとそれだけ聴き続けられるんですよねぇ。他のアーティストも聴きなさいと当時の私にアドバイスしたいですw

 そんな感じで高校1年の夏にようやく好きなバンドというものが初めてできました。その数か月後、またしてもあのアニメから好きなバンドができるのですが、文字数が2000字を超えたのでそちらはまた次回に書こうかと思います。