肇の日記帳

日々の記録

はじめての漫筆 #6「上半期 + 1ヵ月で読んだ本」

 8月に入りまして、絶賛夏季休暇中でございます。夏季休暇の際に毎回思うのが時間を無駄にしている感あるなぁということ。普段仕事をしていると「休みたいなぁ」と感じることがあるのですが、いざ休んでみると時間を無駄にした感を強く感じてしまって、結局仕事をしていた方が良かったのでは?と思ってしまうのです。この二律背反の感情をどう整理すれば良いのでしょう?難しい......

 閑話休題。私は毎月、月間目標を掲げているのですが、その中に読書を行うというものを入れております。掲げた目標のほとんどが未達成の中、唯一達成できているのがこの目標なのです。今回は最近読んだ本について感想なりをまとめておこうかと思います。こういう企画、定期的に行いたいんですよねぇ。今回は漫筆のネタとして書こうと思いますが、もしかすると次回以降は専用のカテゴリで投稿するかも。

 今年に入って読み切った本を挙げてみます。(丸括弧内に作者名も敬称略で記しておきます)

 合計14冊の本を読みました。7月末までの集計なので、平均月2冊読了していることになりますね。たくさんの本を読めているわけではないですが、去年と比べればだいぶ読んでいる方だと思うので、上半期 + 1ヵ月の結果としては個人的には満足しております。

 今回読書をするに当たって何かテーマを決めようと思っていました。その1つがミステリを中心に読むというものでした。これをテーマに掲げたのは、私がミステリ好きで、ミステリをテーマにすれば読書量も増えるだろと予想したからです。結果的には14冊中7冊がミステリという結果に。というか後半7冊は小説ではないので、小説という区分けで見ればミステリしか読んでいないですね。いろいろなジャンルを読んだ方が良いとは思いますが、掲げたテーマ的にぶれはないので良いかなと。

 ここからは軽く面白かった小説に触れていきたいなと。まずは『江上二郎の洞察』。学生アリスシリーズの短編集ですね。「四分間では短すぎる」という作品が収録されているのですが、これが印象に残っています。ふと聞いた一言から推理を膨らませていく過程が面白いんですよねぇ。結末も割と好きです。こういう小説書いてみたいなぁ。

 次は『アクロイド殺し』。先ほどミステリをテーマにしたと書きましたが、その中でもクリスティーの小説を中心に読もうと考えていました。クリスティー作品で何から読もうか迷いましたが、学生の頃何冊か読んでいたポアロシリーズを全て読んでみたいと思って読み始めることに。『スタイルズ荘の怪事件』から『ビッグ4』までは読んだことがあるのですが、再読しました。中でもやはり面白かったのは『アクロイド殺し』。初見時もかなり楽しめましたが、再読時も「ここがあそこに繋がるのか」と別の視点で楽しめるのが本作の良いところかなと。次は『邪悪の家』。どんなストーリーなのか楽しみです。

 続いて『吉田の日々赤裸々。』シリーズ。最近専ら遊ぶゲームはFF14なのですが、そこから吉P(著者である吉田直樹氏の別名)のコラムを読んでみようと思た次第です。FF14に関する内容はもちろん楽しく読めますし、たまに書かれるFF14以外の内容もまた興味深くてあっという間に3冊読んでしまいました。連載は既に終了してしまっているので続きはでないのですが、またいつか連載を行って欲しいなぁと思っております。あと余談ですが、本企画をやろうと強く推してくれた作品でもあります。

 最後は『桜井政博のゲームについて思うこと』シリーズ。カービィスマブラの生みの親である桜井政博氏のコラムです。このコラムはタイトルの通り、ゲームについて思うことが書かれていて非常に興味深い回が多数あるのです。が、何故か印象に残っているのは1回分のコラムのほぼ全てが桜井氏がその年に遊んだゲームタイトルだけで埋められた回wあまりのインパクトに驚きましたし、良い方が悪くて申し訳ないのですが、こんなので1回分埋めて良いのかと思いましたw多分その頃とてつもなく忙しかったんだろうなぁ。

 7月までに読んだ作品とそれらについて軽く触れましたがどうだったでしょうか。読んだ冊数は少ないですが、その分記憶に残っていることが多いなぁと感じました。下半期も引き続き月2冊ペースで読書を行おうと思います。年末に今年読んだ本で面白かったものなんかを挙げられたら良いなぁ。